IMPS第2戦参戦マシンシリーズ第2戦は新潟県阿賀野市安田にあるサントピアワールド特設会場です。
通称Jランドと呼ばれています。
ダートのコースの横にもクロカンコースがあり楽しめそうです。

我々IMPSレーシングは前日から現地入りしました。
今回ももちろんZERO LINE R1サスキットで臨みます。 前回のサンド仕様とは違うバルビングを組みこんでの実践テストを兼ねています。
右の写真が当日のインプス号。
FRPボンネットにしたので雰囲気がちょっと変わっています。

梅雨空の中、東京を出発!お天気がとても心配です!
現地に1番乗りで到着!やる気満々!
そこで今回は初めてのコースなので私のやり方を紹介いたします。
これは私の勝手に考えた手順なので参考にする、しないは御自由です。

まずは、コースを慣熟歩行。そして全体像を確認!
強烈なヒルクライム!そしてダウンヒル!
お隣にある遊園地のジェットコースターみたいなコース!もし雨でも降ったら・・・
なども考えながら歩行します。歩く時もドライバーの位置を確認しながら慣熟歩行します。
地面の硬さなどをチェック!左右の景色もです。埃などで前が見えないとき有効です。
路面の角度などもチェック。特にブレーキポイント、コーナリングする所。
そしてIMPS号で慣熟走行します。
IMPSレーシング 耐久参戦1周目は、慣熟歩行したラインでゆっくり走行し距離など測定。燃費計算に有効です。
2周目はラップするポイントのチェック。またラップするときのラインをチェック。そして混走に備えてラップされるポイントのチェック。
3週目はブレーキングのチェック。ブレーキの利き具合、路面の硬さ、路面が荒れそうなところなどなど・・・
4週目は本番に向けての走行です。このときにどのギアで走るかを決めます。トップスピードに合わします。
こんな感じで走り終わったらマシンチェック!です。
今回はサスの感じもつかむ為さらに車の動的チェックもあり、もう大変!!!
こんな感じでコースを下見します。
はやる気持ちを抑えてコースイン!
もうめちゃくちゃにいい感じ!ガンガンいける!ドライビングしていて楽しい!
どこからでもラインを変更できる!ギャップもスリッピーな路面もOK!OK!
明日の事を思うとわくわくしますが・・・ここで事件発生!!!!

ぶち切れたリヤダンパーブラケット サカモトエンジニアリング様 、ありがとうございました
修理中 修理中

リヤサスの取り付けブラケットがもぎ取れてしまいました。
さあ大変!ラッキーな事にダンパーは無傷!溶接が出来れば復活できる!
早速、修理工場へ!と言っても初めての場所、右も左も分かりません??
突然、天の声「坂本さんの所へ行って来れば・・・」ありがとうございます。
突然、車を持って入ったにもかかわらずテキパキと修理して頂いたサカモトエンジニアリング様
ありがとうございました。
コースに戻り最終ラップ完了!逆コースもチェック!全て良い感じです。
さあ明日の準備をして、夜の部へと突入!
夜は夜でアメリカを舞台にレースをしている方々といろいろノウハウをじかに教えて頂きました。すごいの一言ですね!とても参考になりました。
またまた明日の勇気がわいてきたぞー!

 

 一夜明けた窓の外はアメ・あめ・雨です。
夜中にもの凄く降ったらしく、コースが心配です!

コースに到着すると案の定、ぐちゃぐちゃコンディション。
早速、空気圧をチェック!エアーダウン!エアーダウン!



ドライバーズブリーフィングで1時間の2ヒートに決定!
またもやジムニーも2時間走る事に・・・・
スタートグリッドは1番グリッド!
第一戦はビリグリッドでしたが・・・
でもコースから見ると一番遠いところでした。

デッドヒート 1周目は様子見で一番後ろを走行することにしました。泥もかぶりたくなかったので・・

となりのグリッドのIMPS-2号は全開でカットンで行きました。スイフトスポーツのエンジンは速い!でも2周目からはIMPS号も全開走行です!すごく調子よく何台かをパス!

まもなくジムニークラス1番のIMPS-2号を視界に捕らえる。よし行くぞー!!
と思った瞬間オープンクラスの田口選手の車にパスされてしまう。あの方は次元が違う!!!
コース全景順調に周回してIMPS-2号をパス!そこからは独壇場!ペースもどんどんアップ!
あまりにも調子がいいのでオープンクラスの車と遊んで頂きました。

30分ぐらいたって、お天気もどんどん回復してきて路面もいい感じになってきました。

さらにペースを上げて走行!
なんてZERO LINE R1は素晴らしいんでしょう!
なんて自画自賛しながらガンガン走行!

ガーン!事件発生!フロント右ショックが変だー!残り15分なので我慢して頑張る事にし、かばいながら走行。またもやガーン!事件発生!リヤの左ショックが変だー!
リヤはショックが外れた感じ。どうも上部取り付けがおかしい!それでも残り僅かなのでペースダウン。何とか1ヒート目が終了!
ピットインして点検。驚き驚き!ショックのブラケットがちぎれている。
残念ながらここで今回のレースは終了。

フロントダンパーブラケット破損   リアダンパーブラッケット破損部

ZERO LINEサスの性能にジムニーがついて来れなかった。
次回はこの性能に耐えられるジムニーのするぞー!
意外とではなく結構速かったIMPS号でした。
結果は3位をゲット!
修理して頂きましたサカモトエンジニアリング様ありがとうございました。またお声を掛けて頂きました井田様ありがとうございました。
オフロードレースはいろいろな人達に支えられている事をつくづく感じた2日間でした。
次回もこのJランドです。さらに性能アップしたIMPS号で望みたいと思います。
沢山の応援ありがとうございました。

                    IMPSレーシング代表 関根 紳雄
モチュール1番! ZERO LINE 1番!
モチュール1番! ZERO LINE 1番!

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