このシリーズももう４戦目になってしまいました。
今回、ＩＭＰＳレーシングチームのレースカーＩＭＰＳ号は大変な事になってしまいました。
と言うのは先日行なわれたジムニーワンメーク８時間耐久レースに急遽参加することになり、
エンジンをＯＨしようと思っていましたが、時間がなくそのまま８時間耐久レースに参加しました。しかし想像していた通り残念な結果に終わり事態は最悪！ダート耐久４戦目にエンジンが間に合わない！
そして急遽、ジーピング、ロックなどに使用していたあのイエロージムニーＪＢ２３のエンジンを載せる事になったのです。しかし結構くたびれているエンジンなのでやはり心配はありましたが、これも時間がない！の理由でセットアップした次第です。
頑張って、何とか動けるように出来ましたが、さらに今回試してみたい事があるのでいろいろ作業をしてみました。
いつも通りに前日からの会場入り。今回は柏崎オフロードフェスティバルと同時開催なので北海道からもいろいろブースを出されていて賑やかでした。
早速ベース基地を作り練習走行そして本戦に向けて準備！
フェスティバルのコースではサンドドラックレースなどが行なわれていてエキゾーストノートが秋晴れの空に鳴り響いていてとても心地よい感じです。モータースポーツが好きな人には素晴らしい空気が流れています。さらにすぐ隣のビーチではウインドサーフィン・ジェットスキー・釣り・水遊びなどしていてさらに心地よい空気が流れてきます。
プラティクスは午後２時ごろからと言うスケジュールなので時間を持て余しています。 |
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ＩＭＰＳ号のエンジンは心配ですが、空ぶかしでは絶好調です。
今回もダンパーをさらにサンド用にリセッティリングして、支持力の弱いところでの乗りあげを良くして来ました。
660ｃｃエンジンの弱点であるトルクのなさをカバーするために、ＭＴタイヤをグルービングして段差を乗り上げる時滑らかに乗り上げられるように工夫をしました。
さらにボディー剛性を高める為にボディー中心付近の剛性を高めサスストローク・ダンパーの効率を高めました。
などなどテスト項目は沢山ありワクワクどきどきで練習開始！
が、なんとパリダカのカミオンが目の前を走っているぞー！ここはテレネ砂漠かー！もうパリダカ気分！
デカイ、大きい。ジムニーのボンネットぐらいの高さのタイヤ！すげー！
なかなか貴重な体験をさせていただきました。
カミオンを追い掛け回すＩＭＰＳジムニー！
貴重なワンシーン！
何週か周回して今までにない手ごたえ感！これはいける！轍を乗り越えレーンチェンジなどでスピードが落ちない！ぐいぐい加速していく！
さらにメーンストレートでは砂が少なく硬いギャップが多くスピードを上げていくとコントロールが厄介になっていたが今回は大げさではなくまるでフラット！そしてハンドリングが良い！あとで他のチームの知り合いがＩＭＰＳさん「いいですね！すごい！」と・・・・
その知り合いの方はなかなかのテクニシャンで経験も豊富な方です。
そんな方から嬉しいお言葉！
が、突然パワーダウン！白煙もくもく！３気筒エンジンが２気筒エンジンに！
第４戦サンド耐久は本戦を待たずして終了！残念！
でもプラティクスでのテスト結果が「良くなるんじゃないかなあーが確信に変わった！」ことが今回最高の結果を残しました。
不思議な事に本戦が走れなかったけれども悔しいと言う思いは生まれてきませんでした。
頭の中には「確信！」の二文字。
本戦当日ＩＭＰＳ-2が社長１人で走るのでそのセカンドドライバーにとお声がかかり又楽しくなりそう！ファーストドライバーはＩＭＰＳ-2の社長！
スタート直後の混戦から上手く抜け出しピット前を5～6番手で通過！
こうなると俄然やる気の出るＮＯＢこと私です。
が、すぐにボディーが斜めになりピットイン！
リヤショックが折れているではないか！車高調になっている為に修復不可能！
終了！
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お隣のＤＢレーシングもＡＴの具合が悪く、終了！
そのお隣のＡＥＳワタナベさんもクラッチで終了！
柏崎のサンドの厳しい洗礼を受けました。
このお返しは倍返しだあ～！と次回のリベンジに燃え柏崎をあとにしました。
現地まで沢山の応援に駆けつけてくれたチームのみなさんありがとうございました。
IMPSレーシング代表 関根 紳雄
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